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店舗TEL:0995-22-0828 (営業時間内受付)

No.1090 桜餅

No.1090 桜餅

こんにちは、鹿児島のスイーツショップ
新富大生堂、3代目
トミーこと新富哲郎です。

 

もうすぐ3月ということで、今回は桜餅についてお話し

桜餅の発祥

桜餅が誕生したのは

桜の名所で知られる長命寺の門番をしていた山本新六という人が、大量に降り積もる落ち葉をどうにかできないかと考え
桜の葉を塩漬けにして、お餅に巻いたのが始まりとのこと!

目の前にある問題を、違った形での価値創造

なかなかのSDGs!

それはさておきですね

桜餅、関東風と関西風があります。

桜餅関東風と関西風の違い

桜餅には関東風と関西風がありましてですね

関東風桜餅は小麦粉、白玉粉、砂糖を混ぜ水で溶いた生地を
平鍋(どら焼きなどを焼く鉄板)にドラさじで薄く伸ばして焼き
冷めた生地にこし餡を巻き、最後に桜の葉で巻き上げたものです。

関西風桜餅は道明寺とも呼ばれ
道明寺粉を水につけて戻し、蒸しあげた後にシロップにつけて生地を作ります。
その後、漉し餡を包み込み、桜の葉を巻いて出来上がりです。

※道明寺粉(どうみょうじこ)は、水につけた餅米を一度蒸し、さらに乾燥させてから砕いたものです。

関東風桜餅を作った結果

で、ですね
関東風の桜餅は、修行先である千葉の「ささや」さんで初めて知りましてですね
「え〜、これ?」と思いましたですよ(笑

しかも、売れる量がすごー

3月3日は前日の夜から徹夜で桜餅を作ってました。

ということで、地元に帰ってきてすぐ
あれだけ売れていた関東風桜餅
鹿児島では見かけないなということで、
意気揚々と作りましたが、全く売れず(泣

やっぱり、地域に根付いた味ってあるんだな〜と洗礼を受けました。

今はインスタとか情報発信できるので、もしかしたら関東から来られた方が
鹿児島でも桜餅探していてヒットするかも?

まぁ、今のところ手が回らないので予定は無しですが(笑

それはさておきですね
新富大生堂で桜餅を作るときに気をつけていること
そ・れ・は・・・・・

あんこを堅く煉るです。

しっかり練り上がってるの伝わりますでしょうか?


これがですね
実は、なかなかに大変なんです。
というのも、通常より硬く煉るということは
水分飛ばすのに時間がかかるわけです。
しかも火力調節も難しく、焦げ付きやすくなってきます。
時間的には約2倍ぐらいはかかります。
あん煉機にも負担がかかりますし、柔らかいあんこで済めば楽だけどな〜

と、思いつつも
やっぱり美味しいのがいいんで
そこは妥協できません。

桜餅に関しては

そんな感じです!

 

「美味しい」のためにコツコツと!

店舗名:新富大生堂

書いた人:新富大生堂代表 パティシエ 和菓子職人

                   新富哲郎

住所 〒895-2512 鹿児島県伊佐市大口元町19-5

電話 📞0995-22-0828(オヤツヤ)

★営業時間

月〜土 9:30〜12:00 13:00〜18:00

日、祝 9:30〜12:00 13:00〜17:30

 

⭐️3月店休日

4日(火) 23日(日)

=新富大生堂から伊佐市の観光名所=

★曽木の滝まで車で約10分

★曽木発電所まで車で約13分

 

Googleレヴューにご協力くださる方はこちらからよろしくお願いします!

 

https://g.page/r/Cb9TqxfvalMMEAE/review

 

 


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